DPFが詰まりやすい運転とは?短距離走行の影響

DPF詰まりは車の使い方と密接に関係しています。「どんな運転がDPFに悪いのか」を理解することで、日常的なトラブルを予防できます。
DPFが詰まりやすい運転パターン
① 短距離・近距離走行
エンジンが温まる前に走行が終わってしまうため、排気温度が再生に必要な温度に達しません。片道5km
未満の走行が毎日続く場合は特にリスクが高くなります。
② 渋滞・低速走行が多い
渋滞路や住宅街などの低速走行ではエンジン負荷が低く排気温度が上がりにくいため、再生が始まっても完了しにくい状況になります。
③ 長時間のアイドリング
駐停車中のアイドリングはエンジン回転数が最も低い状態で、排気温度が再生温度に達しません。冬場の暖機運転や配達中のエンジンかけっぱなしが積み重なると詰まりが進行します。
④ 再生中のエンジン停止
エンジン回転数が上昇している(再生中)タイミングでエンジンを止めると再生が中断します。目的地に着いたからといってすぐにエンジンを止めることを繰り返すと詰まりが進行します。
短距離走行がDPFに悪い理由
短距離走行がDPFに悪い根本的な理由は「排気温度が上がらないこと」です。
DPFの再生にはフィルター内部の温度を500〜600℃以上に上げる必要があります。しかし短距離走行ではエンジンが完全に暖まる前に走行が終わるため、この温度に達しません。
1回の走行でのPM蓄積量は少量でも、それが毎日積み重なることで徐々にフィルターが詰まっていきます。
特に注意:冷えたエンジンでの始動直後はPMの発生量が最も多くなります。
DPFに優しい走り方
日常の走り方を少し変えるだけでDPFへの負荷を大幅に減らせます。
・週に1回以上は幹線道路・高速道路を30分以上走行する
・エンジン始動後は急発進を避けて徐々に温める
・必要のないアイドリングは避ける
・再生中(エンジン回転数上昇中)はしばらく走行を続ける
どうしても短距離走行が多い場合の対策
仕事や生活の都合でどうしても短距離走行が多い場合は以下の対策を取りましょう。
・月に1〜2回、意識的に高速走行を取り入れる
・DPF添加剤を定期的に使用する(再生を補助)
・エンジンオイルを早めのサイクルで交換する
・警告灯が点灯したら即座に対処する
特に高速走行を月1〜2回取り入れることが最も効果的な対策です。
まとめ
DPFが詰まりやすい運転パターンは「短距離走行」「渋滞・低速走行」「長時間アイドリング」「再生中断」の4つです。これらを避けて月に1〜2回の高速走行を習慣にすることがDPFを長持ちさせる最善策です。
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