DPF再生中の症状とは?臭いや回転数上昇の理由


「突然エンジンの回転数が上がった」「排気から変な臭いがする」——これらはDPFの再生が行われているサインかもしれません。再生中の症状を正しく理解することで、不必要な不安や誤った判断を避けられます。

目次


DPF再生中に現れる症状


エンジン回転数の上昇

DPFの強制再生(アクティブ再生)が始まると、エンジンコンピューターがポスト噴射を行って排気温度を上昇させます。この際にエンジン回転数がわずかに上昇することがあります。特に停車中・アイドリング中に気づきやすい症状です。


排気の臭い

再生中はフィルター内でPMが高温で燃焼します。この際に未燃焼の燃料成分や燃焼ガスが排気管から排出され、独特の臭いが発生することがあります。通常の排気臭とは異なる焦げたような臭いが特徴です。


一時的な燃費悪化

再生中はポスト噴射によって追加の燃料が消費されるため、一時的に燃費が悪化することがあります。再生が完了すると燃費は通常に戻ります。


排気温度の上昇

再生中は排気管の温度が通常より高くなります。停車中に排気管周辺の熱を感じる場合は再生中のサインである可能性があります。


再生中の症状は正常?異常?

上記の症状はDPF再生中の正常な動作です。慌てて整備工場に持ち込む必要はありません。

ただし以下の症状が出た場合は異常の可能性があります。

・白煙・黒煙が大量に出る

・異音が発生する

・エンジン警告灯も同時に点灯する

・再生が長時間(1時間以上)続く

ポイント:再生中の軽微な臭い・回転数上昇は正常です。


再生中にやってはいけないこと

再生中に以下の行動は避けましょう。

・エンジンを止める

→ 再生が中断されPMの蓄積が進む

・短距離で走行を終える

→ 再生が完了する前に排気温度が下がる

再生中は少なくともそのまま10〜20分以上走行を続けることをおすすめします。


再生が完了したサイン

以下の変化で再生完了を確認できます。

・エンジン回転数が通常に戻る

・排気の臭いがなくなる

・DPF警告灯が消灯する(点灯していた場合)

・燃費が通常に戻る


まとめ

DPF再生中のエンジン回転数上昇・排気の臭い・一時的な燃費悪化は正常な動作です。再生中はエンジンを止めずそのまま走行を続けることが重要です。異常な白煙・異音が発生した場合は整備工場へ相談しましょう。

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