DPF洗浄の方法とは?分解洗浄と車載洗浄を比較

DPF洗浄には「車載洗浄」と「分解洗浄」の2種類があります。それぞれ費用・作業時間・効果が異なるため、自分の状況に合った方法を選ぶことが重要です。

目次


DPF洗浄の2つの方法

DPF洗浄は大きく分けて以下の2種類があります。

・車載洗浄(薬剤注入式):DPFを取り外さずに洗浄

・分解洗浄:DPFを取り外して専用設備で洗浄


車載洗浄の方法と流れ

車載洗浄は専用の薬剤をDPFに注入し、化学反応によって蓄積したPMや油分を分解・除去する方法です。


作業の流れ

① 診断:OBD診断機でDPFの状態・差圧値を確認

② 薬剤注入:専用薬剤をDPFの排気側から注入

③ 浸透・反応:薬剤が汚れを分解する時間をおく(30分〜数時間)

④ エンジン始動・走行:薬剤と汚れを排出

⑤ 確認:差圧値・警告灯の状態を再確認

費用目安:2〜5万円 作業時間:1〜3時間


分解洗浄の方法と流れ

分解洗浄はDPFを車から取り外し専用設備で徹底的に洗浄する方法です。車載洗浄では落としきれない固着した汚れも除去できます。


作業の流れ

① 取り外し:DPFを排気管から取り外す

② 高圧洗浄:専用機器で高圧洗浄を行う

③ 超音波洗浄・熱処理:より徹底的な洗浄を実施(業者による)

④ 乾燥:十分に乾燥させる

⑤ 検査:通気性・状態を確認

⑥ 取り付け:車に再取り付け・動作確認

洗浄費用目安(脱着工賃別途):5〜15万円 作業時間:3〜5日(車を預ける)


車載洗浄と分解洗浄の比較

スクロールできます

車載洗浄

分解洗浄
費用2〜5万円(安い)5〜15万円(高い)
効果軽〜中程度の詰まりに対応中〜重度の詰まりに対応
作業時間1〜3時間(短い)3〜5日(長い)
車を預ける不要な場合が多い必要
おすすめケース初めて・軽度の詰まり完全に綺麗にしたい場合


どちらを選ぶべきか


車載洗浄がおすすめのケース

・初めて洗浄を試みる場合

・警告灯が点灯したばかりで詰まりが軽度な場合

・費用を抑えたい場合


分解洗浄がおすすめのケース

・車載洗浄を試みたが改善しなかった場合

・警告灯が長期間消えていない場合

・整備工場でDPFの高い差圧値が確認された場合


まとめ

車載洗浄を行ったにもかかわらず  すぐにDPF警告灯が再点灯してしまった——  そのような場合は、フィルターを取り外して 徹底的に洗浄する「分解洗浄」が有効です。 車載洗浄で改善しない重度の詰まりにも 対応できるケースが多くあります。 症状が続く場合はお早めにご相談ください。

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