DPF警告灯が消えない原因とは

高速道路を走行したのにDPF警告灯が消えない——このような状況はDPFの詰まりが進行しているサインです。自動再生では対応できない段階まで来ている可能性があります。

このページでは警告灯が消えない原因と対処法を解説します。

目次


高速走行しても警告灯が消えない理由


PMの蓄積が重度になっている

最も一般的な原因です。PMの蓄積量が非常に多い場合、高速走行による自動再生では燃焼しきれず警告灯が消えません。この状態では強制再生や洗浄が必要です。


差圧センサーの異常

差圧センサーが故障・汚損していると正確な蓄積量が把握できず、再生が完了しても「まだ詰まっている」と誤認識して警告灯が消えないことがあります。


DPFの劣化・損傷

フィルター素材が劣化・損傷している場合、洗浄や再生を行っても正常な機能が回復せず警告灯が消えないことがあります。この場合はDPFの交換が必要です。


警告灯が消えない場合の対処法


ステップ① DPF添加剤を投入して再度走行

DPF添加剤を燃料タンクに投入してから高速走行を試みます。添加剤によって再生温度が下がり、蓄積したPMが燃焼しやすくなります。


ステップ② 整備工場で強制再生を依頼


専用機器を使ってエンジンコンピューターに再生指示を出す「強制再生」を行います。費用は5,000〜20,000円程度です。


ステップ③ DPF洗浄


強制再生でも改善しない場合は洗浄が必要です。車載洗浄(2〜5万円)または分解洗浄(5〜15万円)で対応します。


ステップ④ DPF交換

洗浄でも改善しない場合やフィルターに損傷がある場合は交換が必要です。20〜50万円程度の費用がかかります。


警告灯が一度消えてもすぐ再点灯する場合

強制再生や洗浄後に警告灯が消えても、短期間でまた点灯する場合は以下が考えられます。

・根本的な使用環境(短距離走行)が改善されていない

・差圧センサーの異常が残っている

・DPFの劣化が進んでいて洗浄効果が持続しない

繰り返す場合は整備工場に相談して根本的な原因を特定することをおすすめします。


整備工場での診断内容

整備工場ではOBD診断機を使って以下を確認します。

・DPFの差圧(PM蓄積量)の数値

・差圧センサーの作動状態

・再生の履歴・頻度

・エンジン関連の故障コード


まとめ

DPF警告灯が消えない場合はPMの重度蓄積・差圧センサー異常・DPFの劣化が主な原因です。添加剤投入→強制再生→洗浄→交換の順で対処し、繰り返す場合は整備工場での根本診断を受けましょう。

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